桜前線がようやく岩手県内にやってきて、県南や沿岸地域では満開を迎えております。
仙台まではあっという間に来た桜前線ですが、そこから盛岡までやってくるのに18日かかったそうです。例年だと10日で来るようなので、随分と寄り道をしましたね。4月に入ってからはなんだか寒かったので、そのせいでしょうか?
この季節寒いのは嫌ですが、週末ごとに天気が悪いのは釣りに支障が出るのでもっと嫌です。
先週は里川で小さなヤマメたちと戯れてきました。
天気は良くはありませんでしたが、なんとかカッパを着ないで済みました。
赤い側線が美しい、キュートなヤマメです。
やや風が強く、目に見える虫のハッチが少なくライズもありませんでしたが、ブラインドでフライを流すと反応がありました。
ニンフもやりましたが、この日はドライフライの方が反応があり、#16のパラシュートパターンで良かったです。
一緒に行った宇田も、順調に釣果を伸ばしてました。
かわいらしいサイズのヤマメですが、二人とも今季初のドライでの釣果に満足です。
帰り支度をして、車を走らせたら丁度雨が。
カムパネラスタッフの中に雨男がいるという噂ですが、この日はギリギリセーフでした。笑
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、実はカムパネラの裏手にはプライベートポンドがあります。残念ながら魚はいませんが、昔は鱒を放したこともありました。しかし、鳥や動物たちにみんな持っていかれてしまったようです。
今は岸際に葦や水草が増えましたが、少しずつ整備をしてここで試作ロッドのテストなどをしています。ブランクの製造から組み上げまで自社で行い、完成したらすぐにポンドでキャスティング。この後、みちのくの多彩なフィールドでのテストを経ていよいよ製品化されていきます。
小さな工房の小さなメーカーですが、ロッドをつくる環境としては恵まれているのかもしれませんね。
以上、プチ情報でした!
<主な使用タックル>
・ロッド:スーパーライト c4802SL 8’0″ #2
・ライン:3M社 スープラ DT2F
・リーダー:ティムコ社 アクロン(スタンダード) 6x 12ft
・ティペット:フジノ社 Professional フロロカーボンティペット 7x 4ftぐらい
・フライ:パラシュート(グレー) #16、コンパラダン(焦茶) #16など
(仁平)