Canada Trip 其の一

実は先月末にカナダへ行っておりました。カナダは2000年頃から毎年行っていましたが、2009年からしばらく行ってなく、今回の旅は実に7年ぶり。義父の墓参りと親戚や友人たちに逢うのが今回の目的。久しぶりの再開や新しい出会いに心震わせました。もちろん釣りもしましたよ。3回に分けて旅の様子をブログで書き綴りますのでしばらくお付き合いくださいませ。

かみさんは一足早めに行っておりましたので、私一人で岩手からバンクーバー空港まで・・・。空港で落ち合って母から借りた車でバンクーバー郊外の親戚を尋ねた後、カムループスの先にある弟の住むクリアウォーターへ5時間の長旅となった。本土への旅は今回が初めて。石川

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夕方クリアウォーターに着いて直ぐにセディーがお出迎え。おとなしく賢い犬。

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翌日は弟と友人のジェフとでクリアーウォーターリバーへ釣りに行くことに。ワイルドすぎるジェフの運転に度々肝を冷やされた。林道を80キロ以上で飛ばして張り出した枝にバシバシ当たってサイドミラーが何度も閉じてしまう。よくある映画の場面で車内の荷物と人が天井に当たるという光景そのもので、自分はビールを渡されそんな中で飲んでいるところだ。弟に聞くとこれが普通らしい。

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弟と私にダブルヒット!大きいのが弟。WF6のラインに派手目のニンフを使用。ロッドはC6906XCでこういう場面では抜群に扱いやすい。

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こういった足跡は普通にどこにでも。帰りがけの林道でも歩いてました。昼と夜を境に同じ場所を人と獣が利用している。そういうワイルド協定のようなものを感じる。少し岩手とは違うのだ。

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翌日はラフトリバーの上流を目指してバイクライド&フィッシング。近所に住むキャムが加わった。写真はキャムの駆るハスクバーナーとジェフのXR650。自分はジェフがバイクを貸してくれた古いXL250。保安部品は一切なし。ライトもない。ブレーキ利かない。あとで気づいたがクラッチがダダ滑りだった。おまけにナンバーもない。弟「さすがにまずいだろ?」倉庫にナンバーを探しに行ったが、持って来たのは車のナンバーだった・・・。ジェフ「付くかなこれ?」弟「・・・ポリスが着たら絶対に止まるな。ノンストップだ」私「・・・ok」(ちなみにハスクもナンバーないけどね)

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キャムと奥が弟とDR650。ダートコーナーで後輪をスライドさせて駆け抜けていく。自分も負けじとジーパンシャツの出で立ちでフルスロットルで何度もコケそうになりながら追うが、なかなか追いつかない。

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釣りの前にまずバッグからありったけのビールを出しているところ。既にスキットルのウイスキーを飲む弟。淡々と飲み語らう。これが男のピクニック。軽い飲酒運転はOKのカナダ。私も結構飲んだが、水の代わりなのかな不思議と酔わないのだ。

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我々は夜の7時、林道の奥地で廃道をバイクに跨りさまよっていた。沢を二つ渡り、完全に道などなかった。クラッチが滑って岩を越せない。そうなるとただの鉄の塊だ。(おまけにマフラーのバッフルを落として直管爆音だった)この時自分はビバークの覚悟で居たが8時過ぎに生還。ジェフのガレージでとりあえず乾杯。ちなみに私のXLはライト無いですからね。そのままの流れで、弟の庭で始めていた弟家族とジェフ家族とすでに佳境のバーベキューに参加。ちなみに奥さんに聞いたが、こんなの日常らしい。おとなしい弟に森林組合で働くワイルドな妻。ケーキ作りの上手なおとなしい奥様に豪快な愛妻家ジェフ。なんか興味深い・・・。

 

 

 

 

ちなみにどんな道か見てみたい?こんなとこです↓(まだ写真の余裕のある序の口です)

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imgp4584こちらはダートロード。帰りは真っ暗で参った。↑

最高の旅をアリガトウ。次回もワイルドで行こうぜ!

秋の北海道

行ってきました北海道。わけあって急遽私が参加となり、メンバーは啓司氏、宇田、私と三人です。道東方面が今回のメインエリア。以前啓司氏と来たのはカムパネラに入る前の頃。フェリーで苫小牧に降り立ちイーグルスをガンガン流しながら、日勝峠を越えたことを思い出す。気力と体力はあるけど腕が伴わず、なかなか釣るのも大変だったけど今となっては楽しい思い出。それから彼は毎年通い続け、あらゆるポイントを熟知している。おかげさまで沢山のよい魚とも出会え、楽しい旅となりました。秋の北海道は紅葉真っ只中。こんな景色の中で釣りができることが至極幸福。石川

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入渓早々、一発目で出たなかなかのBow。その後川に濁りが入り、そば食べて移動したけど、どの川も濁りが入ってこの日は終了となった。

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どこで撮ったか忘れてしまった。宇田と啓司氏。

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阿寒岳を望む啓司。啓司を望む私。

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川で食べるカップラーメンは旨い。

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ライズを期待するも日暮れも早く寒いので、ぱっとしない。秋の日は釣瓶落としと言うけれど北の大地はなおさら早い。

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ドライフライでこのサイズはよく釣れた。宇田とダブルヒット。ロッドはもはや北海道定番手かもC6864XC。フェルールが抜けにくいのもこのロッドのよいところ。

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沈めてアメマスを釣る啓司氏。

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宇田が「あれっ、ライズかも?」と何度か流したらビンゴ。終始ドライフライを続ける宇田。

ウミアメダンス

先日松前へ行ってきたのですが、今回も悪天候に見舞われ、ほとんど釣りにならず・・。3年連続だ。まぁ夫婦旅行とかみさんをそそのかして釣りをしてしまおうと言う、そういう魂胆が、神の逆鱗に触れるのかもしれない。松前から江差までたっぷりと観光が出来たわけで、かみさんは大満足。今度は桜のシーズンに行きたいとの事。無理無理、宿代高くていけません。

ウミアメって写真を撮ろうとするとじっとしていないのです。ひたすらクネクネと這って海へ戻ろうとします。何度戻しても、じっとしていません。ヤマメってすぐ観念するでしょ。ちょっと目を離すと海に向かっています。また連れ戻されたり、そのまま脱出成功したり。何度か逃げられたことも・・。まさにウミアメダンス。愛嬌のあるそんな魚が可愛くてたまりません。私はやはりイワナ属溺愛です。石川

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頼む、動かないでくれ~。

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ウミアメダンスは続く。去年はC6906XCを持って行きましたが、今回は次期ロングディスタンスのテストロッドC3907LD。旧作を上回る驚くべき飛距離。

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今年もこんなフライで。何巻いたかいつも忘れるので備忘録・・#8スプロートにゴートヘアのテール、ユニマイラーとか言うティンセルのようなものにフロントボディーにゴートヘア、最後にヘンネックをパラリ。

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三陸鉄道の全線開通のニュースで持ちきりだったが、木古内、江差間を走る江差線は来月に廃線が決まっている。岩手も4/1に岩泉線の廃線が決定したところだ。時代の流れではあるが、残念なものだ。

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おっと、と思いきやBORAになります。