海峡越え

5月の下北に引き続き、先週は道南にイワナ釣りに行ってきました。
今回は土日を利用しての遠征なので、前回ほど日程は長くありませんが、道南に詳しいFさんのおかげで、たくさんのイワナに遊んでもらえました。


岩手にもイワナはたくさんいますが、さすがは北海道、アベレージサイズが岩手よりも一回り大きいです。
動画撮影が趣味のFさん。たくさんカメラを回していたので、出来上がりが楽しみです!


苔生した岩が、庭園のように美しい川です。
日本一周の旅の途中で合流したH君も次々とイワナをヒットさせていました。


今回ロッドはスーパーライトシリーズクロスカントリーシリーズを使いました。マルチピースロッドなので歩く釣りや、旅の荷物を少しでもコンパクトにしたい時に重宝します。




落差のある、大岩がゴロゴロした川にも行きましたが、みんな次々とヒット!
どの川に入っても魚影が濃く、自然が豊かなのかイワナを釣る人が少ないのか、とにかく北海道の魅力を改めて実感しました。

地図で見ると近い道南ですが、高速道路とフェリーを利用すると早くても7時間程かかり意外と遠いです。それでも、イワナ好きにとっては楽園のような場所なので、また来年も行きたいです。

 

<主な使用タックル>
・ロッド:c4704SL スーパーライト7’0″ #4、c6703XC クロスカントリー 7’0″ #3など
・ライン:SA社 JストリームDTT DT3F、3M社 スープラ DT4Fなど
・リーダー:フジノ社 AIR Sniper 3x 9ft
・ティペット:フジノ社 Professional フローティングティペット 4x 半ヒロ〜1ヒロ
・フライ:マシュマロボディのアトラクター#8〜#12など

 

 

(仁平)

 

 

下北漫遊ー後編

前回の続きです。
風邪をひいてゆっくり寝ていたので、この日はお昼近くからのスタートです。
大間で車中泊をしていたので、大間崎も見てきました。


プチ観光と食材の買い出しを済ませてから川に向かいました。
瀬とプールが連続するフライ向きの渓相で、森の中でものびのびとラインを出せました。まだ季節が早いのか小ぶりな魚が中心でしたが、渓相が良いので新緑の季節にまた訪れたいです。


スタートが遅かったので、夢中で釣りをしていたらあっという間に夕方に。
下流部に移動したらヒカリのライズと遭遇したので、しっかりライズフィッシングを楽しんでから、夕日を望む海岸線のを走り車中泊場に向かいました。

翌日は山の方へイワナを狙いに。
釣りはこの日が最後。
川は狭くても岩手の川ほど落差がないので歩きやすかったです。

前編でイワナを釣った川と違って、この川は雪代が終わり虫が飛び、ドライフライで楽しめました。
各ポイントからストレスなくゆっくりイワナが出てくれて、大満足!この旅最大のイワナも釣れて気分上々だったのですが……
車に戻ったらタイヤがパンクです。林道でスペアタイヤに替えたのですが、スペアタイヤもあまり空気が入っていなくて焦りました。
それでもなんとか車屋さんを見つけて、事なきを得ました。

その後はタイヤの空気と一緒に釣りをする気持ちも抜けてしまったので、恐山を観光してこの日は終了。

翌日からは横浜町の菜の花畑を見たり、津軽半島をグルっと観光したり、白神の友人宅にお世話になったりしながら残りのGWを満喫しました。

当初は白神河川を釣りながら帰ってくる予定でしたが、天気が悪く雪代も入って状況が良くなかったので観光に徹しました。

釣りに観光、さらに風邪とパンクも楽しめて思い出深い旅になりましたが、帰宅したら別の車のフロントガラスに大きなヒビが入って交換になり、自動車税の納付書も届いていて早々と現実に戻されてしまいました。

 

(仁平)

 

下北漫遊ー前編

GW終盤ですが、いかがお過ごしでしょうか?
私はこの連休を利用して、青森県の下北半島をグルっと周ってきました。もちろん釣りがメインですが、観光もそれなりに楽しんで良い旅になりました。



初日の午前中は海沿いの小河川を釣って、午後は内陸の開けた川を気持ち良く釣り上りました。どちらの河川も小型のヤマメが中心でしたが、魚影が濃く数はたくさん釣れました。

海を背に砂浜からヤマメが釣れた川もあり、初日としては大満足です。



翌日朝は観光からスタート。
尻屋崎灯台で馬の寝顔に癒され、海沿いを走っているとコンブ漁をしている方々のカラフルな袋が人気キャンプ場のテント群のように見えて面白かったです。



そして昼頃から少し山奥の渓流に入りました。最初はドライフライで釣り上りましたが、残雪もあり水量が多く途中からルースニングに。

沈めた途端、急にイワナが釣れ始めました。ポイントごとに反応があり、サイズもなかなかで時間ギリギリまで目一杯楽しみました。

街に戻り、久々に見る海に沈む夕日を堪能してこの日を終えました。

こうしてブログを書いていると、旅の思い出に浸ることができ、出発の日が懐かしくなってきます。
あ〜!1週間前に戻りたい!!

後編へと続きます。

 

 

 

(仁平)