ようやく岩手も梅雨明けが発表され、しばらく晴れが続きそうです。
年によっては梅雨明けが発表されないというよくわからない年もあるので、例年より遅かったですが、まずは梅雨が明けたことに区切りを感じております。
先週は梅雨の最終釣行に行ってきました。
前日までの雨で、イワナよりヤマメの方が活性が高いと予想して、久々のヤマメ釣りです。しばらく源流続きだったので、いつも以上に川が広く見えます。
綺麗なヤマメです。
最近は大きなフライばかり使っています。口に刺さっているのはマシュマロボディを用いた#10のカディスパターン。カディスと言っても形だけで、ピーコックやオリーブ色のエルクヘアを使ってテレストリアルとして巻いています。
マシュマロボディはあまり目立たせず、浮力を補う程度にさりげなく仕上げています。
この日使ったのは、テストロッド(8’0″ #3)
高弾性カーボンを使用し、シャープで張りのあるロッドです。
まだいくつか改良点はありますが、なかなか良い手応えを感じています。
ブランクも、カーボンシートを一枚一枚丁寧に切り出し自社で製造しているので、作り手自身がテストをしてそのフィードバックをすぐに形にできるのが、カムパネラの強みです。
そうやって試行錯誤を繰り返しながらこだわりが詰め込まれ、いよいよシリーズ化されていきます。
だんだんと霧が出てきました。
この水面に蓋をするような川霧は幻想的で美しいのですが、これが出ると魚の出が悪くなるという話をよく聞きます。
この後しばらくパッとしませんでした。
退渓地点が近づいたところで、霧が晴れ1匹釣れてくれました。
この後、他の川も何ヶ所か行きましたが、マムシが多すぎて逃げるように川を変えたり、また霧が出てきたりで、思うようには釣れませんでした。
魚の動きを予想するのは難しいです。
========================
<主な使用タックル>
ロッド:テストロッド 8’0″ #3
ライン:WF3F
リーダー:4X 12ft (ナイロン)
ティペット:5X 3ft + 6X 3ft (ナイロン)
フライ:マシュマロカディス#10など
========================
(仁平)