恵みの雨

梅雨真っ只中で、スッキリしない天気が続いております。

天気予報を見ても、週間予報では晴れでも当日の朝になると、くもりや雨の予報に変わり、週末に濡れたシューズも次の釣りまでに乾きません。雨の休日は、家でタイイングをしたりしてゆっくりするのですが、先週末は天気が良かったので釣りに行きました。

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釣り場に着くと、先日訪れた時よりも草木がぐんぐん伸びており、あらゆる虫たちが活発に動いていました。この季節に森へ行くと、自然界にとっての雨の大切さがよく伝わってきます。ただ近年は雨の降り方が極端で、良いことばかりではありません。無理はせずに、楽しめる範囲で遊ぶのが一番ですね。

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この日使用したロッドは、クラシックライト。シンプルなスレッドカラーとアンサンドのブランク、パンプキングリップの組み合わせはクラシカルな雰囲気を醸し出し、写真全体がグッと締まります。

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ご存知の方も多いと思いますが、いまJR釜石線では土日を中心に「SL銀河」が運行しております。土曜日に釜石へ行き日曜日に花巻に戻って来るそうです。上の時刻表を目安に宮守を訪れれば、めがね橋を渡るSLを見ることができます。釣りの合間にいかがでしょうか。

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詳しい運行状況などはJR東日本盛岡支社のホームページなどでご確認ください。(仁平)

暗黙の了解

通常渓流では釣り上がり、中下流域では釣り下がりが、我々の釣りの基本で、ルアーでも餌でも基本的には同じ。しかしこれらはルールも遊魚規定もなく、それぞれが様々な釣り人と川を共有している。誰かが強要することではないので、暗黙の了解で成り立っているということを忘れてはいけない。毎年一度、友人らと玉川でサクラマスを狙う。(が釣れたためしがない)去年は車中泊して夜明けよりえん堤下の長い瀬を狙うことにした。基本釣り下るのだが、準備を終えて数投したところで20m下にルアーマンが入ってきた。まさかとは思ったが、投げ始めた。40m位の間隔で釣り下っていった。ひと言言ってやろうと文句の一つも考えていたが、そのルアーマンがこちらに向かってきてひと言「この上やっていいすか?」私は呆気に取られてしまい、怒りも収まってしまった。未だにそのルアーマンの意図と言うか真意が不明だ。しかし今後も混雑した川では起こりうるし、楽しみで釣りに来ていてストレス作るのもいやなので、とりあえず怒るのはやめた。物事は自分中心で考えがち。自分も迷惑かけているかもしれないですからね。それぞれを尊重して了解しあえればいいですけどね。石川

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2011年に玉川で早合わせしてしまいすっぽ抜け。2012年に閉伊でファイト中にフックオフ。2013は全くのノーバイト。2014年初釣行にて釣れてしまいました!皆さんのおかげです。

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PM6:00なんだかまだ釣れそうな気がして数枚の写真だけとってさっさと釣り続行。まだ釣ろうとする自分に呆れた。

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ロッド:試作13ft 9/10

ライン:アトランティックサーモン34g S1/S2ヘッド

フライ:#2フックにBlack Nose Daceみたいな・・・。

 

 

 

 

寒空の遠野

近所の田んぼに水が張り、田植えも終盤という感じがしてきました。

雪代が出ている川や、代掻きによる濁りが入る川などもありますが、虫のハッチも盛んになりライズも多く見られるようになりました。

この時期になると、毎晩地図を広げて次の休日に思いを馳せるのですが、岩手県には星の数ほど川が流れているので、優柔不断な私は当日の朝まで決められません。

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川の周りも緑色が目立つようになり、賑やかになってきました。

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先週末は遠野へ行きました。

虫も飛んでいて、ライズもあり楽しめたのですが、日中でも道端の気温計は10℃をやや上回る程度。この日の天気予報に全幅の信頼を寄せていた私は、薄手のシャツにレインウェアを羽織るのが精一杯。ガタガタと震えながら釣りをしていました。

季節の変わり目で暑い日もあれば寒い日もあるので、上着などは余分に用意した方が良いかもしれませんね。(仁平)