連日の猛暑で「北東北=涼しい」のイメージが、完全に崩れております。
こんなに暑くて渓流魚たちは大丈夫なのでしょうか?心配になってしまいます。
こんなに暑くなる少し前、梅雨らしい湿度たっぷりの渓に出かけてきました。
森の中は潤いに満ち溢れています。
まず手始めに一匹。
この日は8寸ほどのイワナが、あちこちから遊んでくれました。
苔の色鮮やかさも、この湿った季節ならではのものです。
Nさんもイワナを連発していました。
川は細いですが、木が高いので振りやすく、テンポよく釣り上がれました。
結構な距離を釣り歩く中なぜか途中の一区間だけ、良いサイズが立て続けに釣れ、そこを過ぎるとまた元のサイズに戻りました。
不思議です。
この日使ったロッドは、緑溢れる森をイメージにカスタムしたクロスカントリーの6ピース。
ライトグリーン(不透過スレッド)のフルトリムと、フォレストグリーンのリールシートが、しっとりとした森に溶け込みます。
晴れた渓流も気持ちが良いですが、曇り空のじめっとした渓流も梅雨らしくて好きです。
苔の緑に象徴されるように、植物には水が一番のエネルギー源のように思えます。偏光グラスを外して見上げた湿潤の森は鮮やかな緑色に溢れ、元気いっぱいでした。
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<主な使用タックル>
ロッド:クロスカントリーシリーズ 7’3″ #3 (試作品、カスタム)
ライン:WF3F
リーダー:4X 12ft (ナイロン)
ティペット:5X 半ヒロ (ナイロン)
フライ:マシュマロボディのカディス#12など
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(仁平)