県内各地で桜の開花宣言が出され、ようやく穏やかな季節になって来ました。
週末は天気が良かったので、里川でのんびりしてきました。
天気が悪かったり用事があったりで、丸一日釣りをするのは約1ヶ月ぶり。この日が今シーズン2回目です。
あらゆる草木が綺麗な花を咲かせていて、春の訪れを感じました。
釣れるヤマメはかわいいサイズでしたが、いっちょまえにローリングしたり、イワナみたいに潜るやつもいたり、個性が豊かでした。
こんな大物も泳いでいました。
人々の暮らしからも季節を感じられます。
この日使用したロッドは、エメラルドウォーターシリーズの 8ft 4in #3。
川の規模からするとだいぶ長い竿ですが、里川でありがちな立ち枯れた葦の上からキャストするという場面も、容易にこなしてくれます。また、少ない力でもしっかりラインを運ぶことができたり、ナチュラルドリフトがさせやすいという点も長竿の特徴です。
最近話題のテンカラでは3mぐらいの竿を普通に使っているようなので、それに比べればだいぶ短いですが、夏の山岳渓流でも威力を発揮しそうです。
きれいな朱の入ったヤマメも釣れました。
周りの花たちに負けじと、お化粧でもしたのでしょうか。
前日までの雨の影響か川は増水気味でしたが、流れの緩いところやプールなどでは魚の反応も良かったです。
帰りは温泉で疲れを癒しました。
この日は虫のハッチが多く、一日中ぽつぽつとライズがありました。
周りのあらゆるところから春を感じることもでき、良い一日でした。
いよいよドライフライシーズンです。(仁平)