2016年のサクラマス

連休に秋田にサクラマス釣りに行ってきました。去年はまったく不漁の年でしたが今年はよいみたいですよ。朝早いのが苦手なので玉川に11時頃に着いてから始めましたが、早々にアタリ!しかし痛恨のフックオフ。虫も出てるし何となく今日はよさそうな気もしたので、頑張って3時過ぎ頃2度目のアタリ。今度はなんとか釣ることが出来ました。ポイント教わったOさん(既に玉川で2本キャッチ)、2君、ウェーダー頂いたN君にS君(既に三陸で2本キャッチ)ありがとね。おかげさまで!石川

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かなり暴れ回ったし、この体高はオスかな?

タックル備忘録 5/2 59 (-0.60)

ロッド:試作13ft 8/9

ライン:アトランティックサーモン34g S3/S4ヘッド

ランニングライン:エアフロ ポリシュート20lb

リーダー:ヘビーバット10ft 0x

ティペット:0x半ヒロ

フライ:#2に巻いたBlack Nose Dace

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追加 タックル備忘録 5/7 15:30 58 (-0.73)

ロッド:試作15ft 10/11

ライン:ST11(11.6m)36g S2ヘッド

ランニングライン:エアフロ ポリシュート20lb

リーダー:ヘビーバット10ft 0x

ティペット:0x半ヒロ

フライ:またもや#2に巻いたBlack Nose Dace

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その2へ続く

里巡り

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桜前線が北東北にもやってきて、車を走らせていてもあちらこちらにに淡いピンク色が目立ちます。

工房付近の桜はもう散り始めていますが、県北や標高の高い地域ではまだ蕾のところもあるようです。

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里川好きの私にとって、まさに今がハイシーズン!!

週末は、恒例になりつつあるお花見釣行を楽しんできました。

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カゲロウが数多く出ていて、フライへの反応も良かったです。

桜にばっか目が向きがちですが、足元を見ればタンポポやスイセンなども綺麗に咲いており、川の周りは、明るい色彩で溢れております。

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お昼前後はオオクママダラカゲロウ、13時過ぎたあたりからマエグロヒメフタオカゲロウとハッチのリレーがあり、#12-14サイズのフライで一日楽しめました。

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暖かい日が続いたので、翌日は県北の里川にも行ってみました。

水量はやや多いぐらいで釣りになりそうでしたが、風が強く上流へ。

里川は開けているのでキャスティングはしやすいのですが、風の影響を大きく受けるのが難点です。

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背中の色が綺麗なイワナ。

上流も風が強かったのですが、まとまったライズがあったのでそれなりに楽しめました。

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午後は下流に移動し夕方まで粘りましたが、風が止む気配はなくサッパリでした。

 

農家の方々や草花、虫、魚など、この時期の里はとても賑やかです。

これから田植えのシーズンを迎えると里川は濁りが入ってくるので、5月は新緑とともに徐々に山の方へ行ってみようと思います。

 

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<主な使用タックル>

ロッド:エメラルドウォーターシリーズ C3843EW 8’4″ #3 (カスタマイズ)

ライン:DT3F

リーダー:5x 12ft (ナイロン)

ティペット:6x 50cm~1m (強風時は短く)

フライ:ソラックスダン #12-14 (ブラウン系とグレー系)

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(仁平)

 

 

 

 

ロッドデザインのお話

熊本地震により震災にあわれた方々が一刻も早く平穏な時がきますようお祈りしています。私たちも5年前に多くの皆様から義援金や励ましを頂いたことを思い出しております。微力ながら今の私に出来ることをさせていただきたいと思います。
さて本日はロッドのデザインの話です。
私は昔、マッキーズという老舗ロッドメーカーでロッドビルディングの勉強をしに通わせていただいたことがありました。ロッドのラッピングデザインと言うものを教わりました。ですから私のグラファイトロッドのデザインはすべてマッキーズの流れを汲むものといえます。
実はフライフィッシングと言うものはすべてヨーロッパの産業革命以後の工業の発達とともに広がったもので、同時に当時の工業デザインの様式を現代も色濃く残しています。左右対称な幾何学的なものが多いのも、当時のアールデコなどからの影響と感じます。ですからフライの道具においてはこういうデザインに安心するのです。リールもほとんどが左右対称だし、ロッドのシグネチャーラップなども左右対称でしょう。逆に言うと左右非対称なものはなんとなく落ち着かず、はっきり言って売りにくいデザインなのです。

たとえばマッキーズのスライトというモデルはストリッピングガイドのラップが色違いでおやっと思うかもしれませんが、実はこれグリップの巻上げと同色で上下で囲んでいるデザインなのです。デザインにも裏づけと理由があり、闇雲に思いつきのデザインでかっこいいとは締めくくれないのです。経験と感性がものを言うと思います。

つい先日、経験を重ねてきた若いスタッフが、秀逸なラッピングデザインのロッドを仕上げてきました。感受性が成熟すると感性に変わるのだなと思えた瞬間でしたねぇ。石川

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先週、盛岡のS君が三陸沿岸の河川で釣り上げた51cmのサクラマス。ローウォーターフックに巻いたオリジナルフライとのこと。おめでとう。次は俺だ!