2019年シーズンスタート!

3月になりました。
待ちに待った渓流解禁です!
暖かい日が続いていたので、そわそわしていた方も多いのではないでしょうか。
私も先週、工房近くの川で遊んできました。

川についてみると、気温は高いのですが水温はまだ冷たく、さすがにまだちょっと早いのかなあと感じました。それでもニンフで水面下を丁寧に探ると、かわいいヤマメたちが元気いっぱいに釣れてくれました。
最初は地味な小さめのニンフで釣っていたのですが、ビーズヘッドの目立つフライの方が反応が良かったです。
解禁直後に魚の顔が見れるとホッとしますね。次は、イワナと逢いたいです。

2月中旬は東京でハンドクラフト展が開催されました。
期間中はカムパネラブースにも、たくさんのお客様にお越しいただき本当にありがとうございました。
皆様といろいろなお話をさせていただいて、我々も楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
次はぜひ、岩手でお会いしましょう!

そして2月下旬は今年最初のタイイングスクールが開催されました。
3月の釣りの予定や、フライだけでなくカレイ釣りやワカサギ釣りのお話まで盛り上がり、まだまだ話し足りない感じでした。
新しくポイントカード(偶数月はポイント2倍!!)も作りましたので、初めての方もお気軽にご参加ください。
次回のタイイングスクール詳細は下記の通りです。

<日時> 3月31日(日)
<場所> イーハトーヴ釣具店様 店内会場
<時間> 13時から2時間程度
<参加料金>1,500円(+500円で道具一式レンタル&マテリアル提供)
<テーマ>May

今度は少しだけ季節を先取りして、5月の釣りに有効な3本を巻きます。久々にターキーバイオットを使ったシマシマボディも巻きますよ。
5月の本格的なドライフライシーズンが待ち遠しくて夜も眠れないという方、お待ちしております。

<使用マテリアル>
・スタンダードフック(#12~#14)
・ターキーバイオット(グースバイオットやコンドルクイルも可)
・ダビング材(スーパーファインダビングなど)
・ハックル
・エルクヘア
・ポスト材(エアロドライウィングなど)
・CDC

お持ちでないマテリアル・ツールは、当日お店でご購入できますし、こちらですべて用意するプランもございます。
参加のお申込みは、イーハトーヴ釣具店もしくは弊社お問い合わせフォームまでお願いいたします。
どうぞお気軽にご参加ください。
よろしくお願いいたします。

 

(仁平)

 

氷上ワカサギ釣り

週末は一戸町にある菜魚湖(ななこ)でワカサギ釣りに行ってきました。
早起きが苦手なので、朝はゆっくり10時ぐらいに釣りをスタート。
それでもポツポツとアタリがあり、おでんを食べながらのんびりと楽しめました。


カリッと揚げて美味しくいただきました。
菜魚湖は初心者にも優しいとのことなので、来シーズンまた行きたいと思います。
これからワカサギ釣りにもちょっとハマりそうです。

現在販売中の限定ロッド「Baby Trout」の受注期間が残りわずかとなってきました。
写真は製作中のリールシートです。Baby Troutにはタイガーメイプルが使われております。
研磨とディッピングを何度も繰り返しながら、凸凹を無くし被膜を厚くしていきます。
少し使えば傷がついてしまう部分ですが、実は意外と手間が掛かっています。
2月末までの限定品、お早めにどうぞ!

今週末のハンドクラフト展につづき、今年1回目のタイイングスクールが2/24日に開催されます。
<日時> 2月24日(日)
<場所> イーハトーヴ釣具店様 店内会場
<時間> 13時から2時間程度
<参加料金> 1,500円(+500円で道具一式レンタル&マテリアル提供)
<テーマ> ニンフ

スクールの詳細・お申し込みはコチラまで。
3月の解禁が近づき、イベントが増えてまいりました。
渓流シーズンも、もう間もなくですね!

 

(仁平)

新型ウェーディングシューズ

発売直前で話題のパタゴニア×ダナーのウェーディングシューズ、去年の夏にサンプルのリバーソルトをお貸し頂き、丸二日間履き込んでみました。相当気に入ったので少しレビューを書かせて頂きますが、私石川寛樹の極私的なインプレッションですので悪しからず。

8月末日、和賀の北本内。車止めから歩くこと2時間超で目的地に到着。雨の中でした。一見硬そうなアッパー部ですが、初めて足を入れた直後から何年と履き込んだ様なフィット感があり、これは初めての感触。ハイカットの割に山岳渓流でも動きやすい。ソールの素材としてはリバーソルトはやや硬めのラバーの様。しかし不思議とグリップ力は高い。それはミドルソールが柔らかいため接地面積を稼いでいるのだそう。故にロングライフ。私も多くのウエーディングシューズを履いてきて、やっと自分の理想に出会った気がしました。が…価格も凄い。57000円。一般的なシューズより数倍は丈夫で長持ちなはず。でも実際は未知数なんですよね。

我々地方アングラーは実用主義。ダメなものは買わない。しかし、だからこそ良いものには無理してでも投資したいと考える。そしてものを作る側からしても共感する部分がある。

妥協なき情熱から生まれるモノは押し並べて高価だったりするが、こういう冒険が出来る企業はたくましいと思う。そして今後どこまでお客様本位に立てるかがメーカーに課せられた使命のような気もします。石川