下北漫遊ー後編

前回の続きです。
風邪をひいてゆっくり寝ていたので、この日はお昼近くからのスタートです。
大間で車中泊をしていたので、大間崎も見てきました。


プチ観光と食材の買い出しを済ませてから川に向かいました。
瀬とプールが連続するフライ向きの渓相で、森の中でものびのびとラインを出せました。まだ季節が早いのか小ぶりな魚が中心でしたが、渓相が良いので新緑の季節にまた訪れたいです。


スタートが遅かったので、夢中で釣りをしていたらあっという間に夕方に。
下流部に移動したらヒカリのライズと遭遇したので、しっかりライズフィッシングを楽しんでから、夕日を望む海岸線のを走り車中泊場に向かいました。

翌日は山の方へイワナを狙いに。
釣りはこの日が最後。
川は狭くても岩手の川ほど落差がないので歩きやすかったです。

前編でイワナを釣った川と違って、この川は雪代が終わり虫が飛び、ドライフライで楽しめました。
各ポイントからストレスなくゆっくりイワナが出てくれて、大満足!この旅最大のイワナも釣れて気分上々だったのですが……
車に戻ったらタイヤがパンクです。林道でスペアタイヤに替えたのですが、スペアタイヤもあまり空気が入っていなくて焦りました。
それでもなんとか車屋さんを見つけて、事なきを得ました。

その後はタイヤの空気と一緒に釣りをする気持ちも抜けてしまったので、恐山を観光してこの日は終了。

翌日からは横浜町の菜の花畑を見たり、津軽半島をグルっと観光したり、白神の友人宅にお世話になったりしながら残りのGWを満喫しました。

当初は白神河川を釣りながら帰ってくる予定でしたが、天気が悪く雪代も入って状況が良くなかったので観光に徹しました。

釣りに観光、さらに風邪とパンクも楽しめて思い出深い旅になりましたが、帰宅したら別の車のフロントガラスに大きなヒビが入って交換になり、自動車税の納付書も届いていて早々と現実に戻されてしまいました。

 

(仁平)

 

下北漫遊ー前編

GW終盤ですが、いかがお過ごしでしょうか?
私はこの連休を利用して、青森県の下北半島をグルっと周ってきました。もちろん釣りがメインですが、観光もそれなりに楽しんで良い旅になりました。



初日の午前中は海沿いの小河川を釣って、午後は内陸の開けた川を気持ち良く釣り上りました。どちらの河川も小型のヤマメが中心でしたが、魚影が濃く数はたくさん釣れました。

海を背に砂浜からヤマメが釣れた川もあり、初日としては大満足です。



翌日朝は観光からスタート。
尻屋崎灯台で馬の寝顔に癒され、海沿いを走っているとコンブ漁をしている方々のカラフルな袋が人気キャンプ場のテント群のように見えて面白かったです。



そして昼頃から少し山奥の渓流に入りました。最初はドライフライで釣り上りましたが、残雪もあり水量が多く途中からルースニングに。

沈めた途端、急にイワナが釣れ始めました。ポイントごとに反応があり、サイズもなかなかで時間ギリギリまで目一杯楽しみました。

街に戻り、久々に見る海に沈む夕日を堪能してこの日を終えました。

こうしてブログを書いていると、旅の思い出に浸ることができ、出発の日が懐かしくなってきます。
あ〜!1週間前に戻りたい!!

後編へと続きます。

 

 

 

(仁平)

 

 

So cute !

桜前線がようやく岩手県内にやってきて、県南や沿岸地域では満開を迎えております。
仙台まではあっという間に来た桜前線ですが、そこから盛岡までやってくるのに18日かかったそうです。例年だと10日で来るようなので、随分と寄り道をしましたね。4月に入ってからはなんだか寒かったので、そのせいでしょうか?

この季節寒いのは嫌ですが、週末ごとに天気が悪いのは釣りに支障が出るのでもっと嫌です。

先週は里川で小さなヤマメたちと戯れてきました。
天気は良くはありませんでしたが、なんとかカッパを着ないで済みました。

赤い側線が美しい、キュートなヤマメです。
やや風が強く、目に見える虫のハッチが少なくライズもありませんでしたが、ブラインドでフライを流すと反応がありました。

ニンフもやりましたが、この日はドライフライの方が反応があり、#16のパラシュートパターンで良かったです。

一緒に行った宇田も、順調に釣果を伸ばしてました。
かわいらしいサイズのヤマメですが、二人とも今季初のドライでの釣果に満足です。

帰り支度をして、車を走らせたら丁度雨が。
カムパネラスタッフの中に雨男がいるという噂ですが、この日はギリギリセーフでした。笑

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、実はカムパネラの裏手にはプライベートポンドがあります。残念ながら魚はいませんが、昔は鱒を放したこともありました。しかし、鳥や動物たちにみんな持っていかれてしまったようです。

今は岸際に葦や水草が増えましたが、少しずつ整備をしてここで試作ロッドのテストなどをしています。ブランクの製造から組み上げまで自社で行い、完成したらすぐにポンドでキャスティング。この後、みちのくの多彩なフィールドでのテストを経ていよいよ製品化されていきます。

小さな工房の小さなメーカーですが、ロッドをつくる環境としては恵まれているのかもしれませんね。

以上、プチ情報でした!

 

<主な使用タックル>
・ロッド:スーパーライト c4802SL 8’0″ #2
・ライン:3M社 スープラ DT2F
・リーダー:ティムコ社 アクロン(スタンダード) 6x 12ft
・ティペット:フジノ社 Professional フロロカーボンティペット 7x 4ftぐらい
・フライ:パラシュート(グレー) #16、コンパラダン(焦茶) #16など

 

 

(仁平)